7/30(土)午後、上映会@水天宮前です 来てくださ〜い
痩せた痩せた言われるので体重計に乗ってみたら本当に痩せていてびっくり、いままでの服がずり落ちしまい着るものに困っている(笑)、リフリースタイルのエガシラです。
さて今度の土曜日です。
『ザ・トゥルー・コスト 〜ファストファッション 真の代償』上映会。
準備8割、本番2割。
よーく知ってるはずなのに、今回は真逆になってしまって…
仕事とか実家の事とか子供の事とかで忙しくて…ブツブツ
言い訳はいくらでも出てきますが、潔く認めます、準備不足ですっ。だから参加者がすごーく少ないです(涙)
そんな中でも、ありがたいことにリピーターの方が何人か来てくださるんです。
これは本当に、素直に嬉しい。
だからその方たちのためにも、ちゃんと、いつも通り、やります。
上映後のシェア会は、お茶とお菓子を用意して、和気藹々と。
(↑これが一番楽しく濃密な時間♡)
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冬にこの映画を観て衝撃を受け、書きなぐった長い感想の一部をご紹介↓
この現代において、生活必需品が、人々の血と汗と涙の血漿、いや、人々が流した血でできているなんて、想像だにしなかった。
(中略)
映画内で特に挙げられている「ZARA」「H&M」「FOREVER21」「GAP」など、女性なら一度は足を運んだ事があるのではないだろうか。
私も、初めてFOEVER21に足を踏み入れた3年前の驚きは今でも鮮明に思い出せる。
いま風のオシャレ感満載な服がとにかく安いのだ。小物(バッグ・靴・アクセサリー)もとにかく安い。なんならその安いのがさらに値下がりしてるものも多数ある。
しかし一方で、雑なのだ。何が雑って、日本人向けでない色やデザインや縫製、明らかに洗濯できない(洗濯したら一発でダメになる)素材・構成。
商品陳列も、商品の取り扱いも雑。
ここの服は毎週入れ替わるから見つけた時に買わないと、もう無い、という。
そういう状況を知った時、「ああ、服は消耗品の時代になったんだ」と思った。
実際この手の外資系ファストファションで買った服は本当に2シーズンくらいしかもたない。
そして思い出した、断捨離で著名な先生が本に書いていたのだ、『私は服は4セットしか持ちません、毎シーズン買い替えるのです』と。
彼女がファストファッションの服を買っているかどうかまでは知らないが、おそらく消費という感覚であろうことは間違いない。
モノも服も消耗品として捉えていく時代。企業活動、経済活動、のため。株式会社は株主の利益追求がミッションだから、そのためには商品をまわしていかなければならない。資本主義で経済がまわっていく限りそれは止められないのだろう。
ファッション業界においては、最終下請けが殊更にそのしわ寄せを受け止めなければならず、国を挙げて産業誘致しているバングラディシュの状況では、下請け業の経営者達もどうしようもない状況に追い込まれている。
(中略)
監督メッセージにもあったように、不買運動を推進しているわけではないし、私もそれをしたいとは思わない。
ただ、彼女らの犠牲をこれ以上増やさないために、誰かが不幸になるような仕組みがなくなるために、私はもう、加担したくない。
服だけではなく、食品、家具、あらゆるものの低価格化で、暮らしがステキに楽しくなっているような感覚に陥りますが、それは廻り廻って自分の首を絞める事になる、という事が自然と理解できてきました。
だからぜひ、多くの方に観ていただきたい。
身近な「服」を切り口に、モノの成り立ちやモノの価値、モノとの向き合い方、支払う対価について一考するきっかけになるはずです。
夏休みの課題の題材として、親子で見るのもいいかもしれません。
ぜひお越しください。お待ちしていまーす。
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