服を買えなくなった私。『ザ・トゥルー・コスト 〜ファストファッション真の代償〜』
もうそろそろ、梅雨も明けるでしょうか?
今年は最強の猛暑だという予報に、すでに溶けてしまいそうなリフリースタイル代表のエガシラです。
気づけば7月も後半戦。
巷はバーゲンセールでございます。
みなさん、欲しかったあの服、靴、バッグ、etc. もう購入されましたか?
私は…もう、何をもって服を買えばいいのか、わからなくなってしまっています…
というのも…
今年初めに『ザ・トゥルー・コスト 〜ファストファッション真の代償〜』を観て以来、服を買えなくなってしまっているのです。
映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』 | 華やかなファッション業界の裏側の知られざる真実とは?
この映画で特にクローズアップされているのは「ZARA」「H&M」「Forever21」などですが、他にもたっくさんありますよね、ファストファッション。
「GAP」「ユニクロ」「しまむら」etc. 数え上げればキリがない。
いまや、ファストファッションで買い物した事がない人はいないのではないでしょうか?
実はユニクロヘビーユーザーの私。
安くて無難で着回しやすい服を結構購入しています。
年々崩れる体型、変わっていく似合う服、野暮ったく見えないコーディネイトなど考えるとキリがない。
なので、日本人体型に合うユニクロ&GUの服で、本当に、とても助かっていました。
しかし、です。
安すぎる服、というのは、低賃金の国で生産されているから安くできる、という単純な構図ではなかったのです。
今までうっすら「こうかもな」と思っていた事の答えが、この映画に、想像を遥かに超える衝撃的な現実として映し出されていました。
もう本当にごめんなさい、もう欲しがりません、そんな逃げ出したい気持ちになり、自分が彼女らを追いつめることに加担している・手を貸しているという事実に、情けなくて恥ずかしくて泣いてしまいました。
この現代において、生活必需品が、人々の汗と涙の血漿、いや、人々が流した血でできているなんて、想像だにしませんでした。
この映画の監督、アンドリュー・モーガン氏は映画の最後に言います、「僕はこの映画を通じて不買運動を推進しているわけではない」と。
確かにこの映画はそういう事を言いたいのではないのです。
服を中心に私自身の日々の「消費活動」「モノの値段」について考えさせられる95分でした。
で、これはまた皆さんに観ていただいてこの現状を知ってもらいたい、ご意見伺いたい、と、上映会を企画いたしました。
今月末の土曜日午後ですが、もしご都合よろしければぜひいらしてください。
お茶とお菓子を用意してお待ちしております(^-^)/
詳細・お申し込みはこちらから↓
共催のCinemo UEさんが、7/20(水)夜、8/3(水)の夜に同じ場所で開催されますので、ご都合合わない方はこちらへのご参加もご検討ください。
(詳細はお問い合わせください。)
また皆さんと濃密な時間を過ごせますことを楽しみにしております。