「知る」ということ
スタッフとして参加したのに、鑑賞もして監督の講演も聞かせていただいた昨年9月の『大地の花咲き』上映会@文京区。(ありがとうございました〜!)
農業や食に留まらず、命や自然の循環、世代交代など色々と考えさせられる映画だったので、ぜひ皆さんにも観ていただいてご意見伺いたいと思い、4/10の上映会を企画しました。
食に興味はあっても、農業についてほぼ無知だった私には、目からウロコの映像&情報が山ほどありました。
「野菜が雑草の中に埋もれている」「レタスは漂白されて出荷されてる」「農薬と肥料を使って人間が植物をコントロールしている」etc.
あまり書き出すとネタバレ&農業否定になりかねないのでこのへんにしておきますが、
「無農薬野菜は手がかかるから美味しいし安心だけどお高いんだよね〜」くらいの認識しかなかった私に、なかなかのショックを与えてくれる情報が盛りだくさんでした。
観終わってすっかり心動かされた私、さっそく佐々木ファームさんのお野菜を取り寄せました。
(この大きな箱の中に色とりどりの野菜がたくさん!中身は次回ご紹介します)
野菜たち、味はもちろん、しっかり濃厚で美味しい!
しかも雑草同然に育ってきた生命力の強い野菜達には、パワーがあります。
「言い値で買うよ」と言われる野菜たち、さすがです。
それだけでなく、
「すごく長持ちする」と業界で評判だという野菜達。
本当に長持ちでした!
腐らないんです、ただ水分が抜けていくだけ。不思議でした。
(新鮮なうちに食べないと失礼なのに、実験しちゃってゴメンナサイ💦)
それからというもの、いつも佐々木ファームさんからの野菜を取り寄せて…
っていう展開を期待されるんですが、実はそうでもなくて😅
日々の生活では家族3人、野菜を箱買いすると上手くまわせないし、値も張るので家計的にもちとしんどい、というのが本音。(←精一杯の言い訳w)
日常的に取り寄せはできなくても、この映画を観たことで、消費行動が変わりました。
スーパーでの買い物は、無駄な「ついで買い」が減りました。
食品の添加物が気になって、なるべく少ないものを選ぶようになりました。
その頃タイミングを図ったかのように、一昨年仕込んだ自家製味噌がちょうど出来上がって、食べてみたら本当においしい。無駄なものが入っていないものの美味しさを知り、自然の旨味を求めるようになりました。
何を手にとっても、注文するにしても、「素材そのものが本来持つ力」が気になってしかたがなくなったのです。
それは食に限らず、物も、人も、です。
知ることで、無理せずできる範囲で生活に取り入れて、変化を実感する。
知ることで、近しい情報が集まって、さらに理解が深まる。
そんな現象があって、このところ、生活が少しずつシンプルになってきました。
難しく考えすぎなくなってきた、とも言えるかもしれません。なんとなく目指していた方向に進めているような気がします。
さて話を戻しまして。
その「映画観たら絶対食べたくなる」佐々木ファームさんの元気な野菜たち。
お取り寄せしますので、上映会の後、みんなで食べましょう!
自家製味噌のディップもご用意してお待ちしてまーす♪
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